宝くじやスポーツくじに高額当選した後は、どのような気持ちになるんだろう、そしてどんな行動をとるのだろう。
そんな疑問に答えてくれる、宝くじで高額当選した主人公が登場する小説をまとめてみました。
高額当選者になった時に感じる、喜びと悩みを小説で味わってみてください。
宝くじの小説
書店などで購入できる、宝くじ高額当選者が主人公の小説です。
億男
著者:川村元気 出版社:マガジンハウス
【内容】
「お金と幸せの答えを教えてあげよう」
宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。
浮かれる間もなく不安に襲われた一男は「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。
だがその直後、九十九が失踪した―――。
ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ……
数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。
人間にとってお金とは何か?
「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?
九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?
本屋大賞にもノミネートされた「億男」。
2018年には、佐藤健さん、高橋一生さん、黒木瞳さんが出演した映画も公開されました。
身の上話
著者:佐藤正午 出版社:光文社
【内容】
地方都市で書店に勤める古川ミチルは、 月に一回出張でやってくる出版社の販売部員を見送るつもりが ちょっとしたことから東京まで一緒に行ってしまった。
彼女は職場の先輩たちに頼まれて購入した宝くじを持っている。
23歳の今まで特筆することのない人生を送ってきた彼女だったが、 普通には滅多に起こりえない出来事の 渦中へと巻き込まれていった…。
2013年には、この「身の上話」を原作とした連続ドラマ「書店員ミチルの身の上話」がNHKで放送されました。
宝くじが当たったら
著者:安藤祐介 出版社:講談社
【内容】
新堂修一(32歳・独身)は、食品会社の経理課に勤める、いたって普通のサラリーマンだった。
大晦日の夜、一人自宅で宝くじの当せん番号を確認すると…2億円が当たっていた。
人には言えない。新年を迎え、何食わぬ顔で出社し、銀行に行ってくじ券を渡すと、奥の部屋に通された。「200,000,000送金」。
その日から、新堂修一の人生は激変する。
実家のリフォーム、寄付金の電話、同級生との再会、昔の彼女と新しい猫…幸運の波に乗り切ることができるのか?笑って泣いて、それでも人しか愛せない!ノンストップ“億万長者”エンターテインメント。
突然、大金を手にした時の喜びや恐怖がリアルな描かれています。
宝くじで高額当選する小説として、純粋に面白い作品です。
ロト6で3億2千万円当てた男の悲劇 突然、夢の大金持ちになった男が書いた、セレブでせつない成金ノンフィクション
著者:久慈六郎 出版社:集英社
【内容】
換金の手続き、不眠症、人間不信、1万円札でツルを折る日々、それでもモテない現実、そして襲いかかる株式投資の大失敗…。ブログ日記『ロト6成金のセレブな私生活』を抜粋・加筆し構成したノンフィクション。
出典 国立国会図書館サーチ
2008年にテレビ朝日系列で、反町隆史さんが主演「ロト6で3億2千万円当てた男」が放送されました。
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宝くじ小説まとめ
夢の宝くじ高額当選。
高額当選者ならではの、苦労や悩みなど色々あると思います。
上記の作品以外にも、ネット小説など手軽に読める作品もあるので、高額当選して主人公になる、その日のために読んでみてはいかがでしょうか。