宝当神社
佐賀県唐津市にある「宝当神社(ほうとうじんじゃ)」。
宝くじが当たると何回もメディアに取り上げられ、年間20万人以上が訪れる、佐賀県の有名な金運神社です。
金運神社 宝当神社
名前からして宝くじが当たりそうな宝当神社。
この神社があるのは、宝当桟橋から船で10分、人口4,000人程の高島。
1574年頃に、信州諏訪の生まれで、文武に秀でた野崎隠岐守綱吉(のざきおきのかみつなよし)が不遇にあい国を追われ流れ着いた島が、この宝当神社がある高島でした。
流れ着いた高島で、筑前の海賊が高島の人家を襲ったと聞いた野崎隠岐守綱吉は負傷を追いながらも筑前の海賊を退治。
その後、海賊達は野崎隠岐守綱吉を恐れ2度と高島を襲うことはなかったそうです。
1581年には、野崎隠岐守綱吉が高島の島民達と一緒に先祖をまつる氏神として塩谷神社を設立し、1586年に野崎隠岐守綱吉は病に倒れ逝去。その後、島民達は野崎隠岐守綱吉の弔いをし、島の大権現としてまつりました。
1901年、島の産業である製塩業が盛んとなり、島が利益を上げた時、お礼として神社を高島の宝と称え「寶当神社」記した鳥居を奉納しました。
由来からして、宝くじやサッカーくじの高額当選に効果がありそうな神社。
そんな宝当神社には、まだまだ縁起の良さそうなものがゴロゴロとあります。
まずは「宝当袋」。
この宝当袋は島の活性化のために島の人達が考え出したもので、これを持った人達がそれぞれの夢を託し叶えてもらうために作りだしたそうです。
その後、この宝当袋を作っていた人の身内から宝くじの1等当選者が誕生し、島の縁起物として人気がでました。
縁起が良さそうな袋なので、宝くじやサッカーくじの保管するのにピッタリな感じがしますね。
そして猫ちゃん。
「かねちゃん」や「ふくちゃん」など名前も縁起がいい猫ちゃん達。
まさに、島の招き猫といったところでしょう。
こちらの宝くじ1等に当選した参拝者の願いも招いてくれたのでしょうか?
こちらの4億円当選者の方は、ご夫婦でお礼参りに訪れたそうです。
羨ましすぎる…
この他にも、宝当神社にはたくさんの高額当選者の方達からのお礼の手紙がたくさん貼ってあります。
それだけご利益があるのかもしれませんね。
船でしか行けない場所にある宝当神社。
そんなアクセスの悪い場所でも、宝くじ高額当選を目指し、ジャンボ宝くじ発売時期になると参拝者で大変混み合うようです。
宝くじ高額当選を願いに日頃行かない場所(島)へ行くきっかけをつくってくれる宝くじ。
それも宝くじの楽しみ方かもしれませんね。
祭神
- 野崎隠岐守綱吉命(のざきおきのかみつなよしのみこと)
宝当神社 アクセス
宝当神社
所在地:〒847-0027 佐賀県唐津市高島523